新型コロナのはなし

 問題5のこたえ イ エ


 飛沫(ひまつ)感染は、唾液のしぶき(飛沫)にウイルスが付着し、それが口や鼻から入ることで感染が成立していきます。唾液のしぶきが入るかどうかがポイントとなります。咳やくしゃみは、基本的に正面にしか飛びません。斜めや横、背中合わせの場合、しぶきを受けることはありません。ですから、三密といいますが、飛沫感染を考えた場合、隣り合わせや背中合わせであれば、移す危険はほとんどありません。

 飛沫感染で注意をしないといけないのは、手元や足元です。しぶきは、1〜2メートル飛ぶと、すぐに地面に向かって落下します。ですから、咳やくしゃみで飛んだウイルスの入った唾液は、足元にくっつきます。マスクではなく、フェイスガードやマウスガードを見かけます。料理をする人がSARS-Cov2に感染していた場合、マスクであれば飛沫は防げますが(きちんとはめなければ意味はありません)、フェイスガードやマウスガードをしていた場合、飛沫はすぐ手前で落ちます。調理中の食べ物にウイルスが付着するのです。客がこれを食べると、SARS-Cov2ウイルスが口中に入る可能性が出てきます。

 カラオケでの感染で、先程、マイクの間接キスを取り上げました。しかし、最も多い理由は、ウイルスの入ったしぶきが料理にくっつき、それを食べることによるものではないかと言われています。真っ正面を向いて歌わなければ(カラオケの場合、真正面を向いて歌うことは、あまりありません)、飛沫感染は成立しづらいものです。

 SARS-Cov2の感染では、接触感染も重要です。人は無意識に、鼻や口、目を手でさわります。調査では1時間のうち10回くらい触っているようです。ウイルスが付いた手で触れば、感染する危険があります。

 接触感染に対しては、アルコール除菌が最も有効です。石けんにも弱いとされています。アルコール・アレルギーがある人や手荒れを起こしてしまった場合、アルコールは使えません。そんなとき、手に付いたウイルス量を減らすことが大事です。また、うがいもウイルス量が減ります。良く手を洗い、こまめにうがいをすることが大事になります。

 また、ウイルス1個が身体に入ったからといって感染は起きません。詳しくは分かっていませんが、千個程度では一般にはうつりません。ウイルスの数を減らすことが大事です。

 情報は、正しく知り、正しく怖がりましょう。

         おしまい




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