ハーバード大学は、アメリカのボストンにある大学です。世界でも優秀な頭脳をもっ
た学生たちが学んでいるといわれています。そこには、現代のソクラテス(2400年前
のギリシャの学者)といわれる、「政治哲学」の授業を行うマイケル・サンデルとい
う人気教授がいます。
【質問1】サンデル教授1人で、いったい何人の学生を相手に授業をしていると思い ますか。
【質問2】そこで行われる「政治哲学」とはどんな勉強なのでしょうか。
【問題1】きみはどちらを選ぶ?(サンデル教授が学生に出した問題)
「きみは路面電車の運転士で、時速100キロの猛スピードで走っている。きみは行く手に5人の労働者がいることに気づいて電車を止めようとするが、ブレーキは効か
ない。きみは絶望する。そのまま進んで5人の労働者に突っ込めば5人とも死んでしまうからだ。きみは何もできないとあきらめかける。が、そのとき、脇にそれる線路、
待避線があることに気づく。しかし、そこにも働いている人が1人いる。ハンドルをきって、脇の線路に入れば、1人は殺してしまうけれども、5人は助けることができ
る。ここで最初の質問だ。正しい行いはどちらか。あなたならどうする? 多数決をとってみよう」と、サンデル教授は問いかけます。
さて、みなさんは、どんな理由を考えて答えますか。